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2024.08.05 ホワイトニングブログ
ホワイトニングによって歯が脆くなり、虫歯になりやすくなると心配される方もいらっしゃいますが、
その心配は不要です。
ホワイトニングを行うと、歯の表面に付着しているタンパク質の膜(ペリクル)が薬剤の作用で分解されます。
これにより、歯はフッ素を非常に取り込みやすい状態になります。
ホワイトニング直後にフッ素を塗布することで、虫歯になりにくい歯を作ることができます。
フッ素は歯のエナメル質を強化し、酸に対する抵抗力を高めるため、虫歯の発生を防ぐ効果があります。
ペリクルは24時間程度で再形成されますが、それまでの間は着色しやすくなるため、注意が必要です。
この間、コーヒーや赤ワイン、カレーなどの色素の強い飲食物を控えると良いでしょう。
また、ホワイトニングに使用される過酸化水素や過酸化尿素には、漂白効果だけでなく殺菌効果もあります。
これらの成分は口腔内の細菌を効果的に殺菌し、虫歯や歯周病の予防にも効果が期待できます。
特に、歯周病菌は歯茎に炎症を引き起こし、歯の健康に悪影響を与えるため、ホワイトニングによる殺菌効果は歯周病の予防にも有効です。
さらに、ホワイトニングを定期的に行うことで、歯の美しさを保つだけでなく、口腔内の健康維持にも役立ちます。
ただし、ホワイトニングの頻度や方法については、歯科医師の指導を受けることが重要です。
ホワイトニング後は、適切な口腔ケアを続けることで、その効果を長持ちさせることができます。
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