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2024.08.05 ホワイトニングブログ
ホワイトニング用薬剤に含まれる「過酸化水素」が歯を白くするのはなぜでしょう?
それは「フリーラジカルの生成」によるものです。
具体的には、過酸化水素が体内で「酸素」と「水」に分解される際に「フリーラジカル」が発生し、このフリーラジカルがエナメル質に含まれる有機質と反応し、その分解を促進します。この結果、有機質が無色化されることで、歯の透明度が増し、白く明るく見えるようになるのです。
この過程は非常に科学的で、化学反応に基づいています。
ホワイトニングを経験したことがない方の中には、
「歯の表面を少し削って白くするのか?」や「歯に白い薬剤を塗って白くするのか?」
といった誤解を持っている方も多いですが、実際の仕組みは非常に科学的なものです。
歯の表面を削ることなく、また白い塗料を使用するわけでもありません。
過酸化水素は化学的に歯の内部に作用し、エナメル質の深部まで浸透して変色の原因となる有機質を分解します。
さらに、ホワイトニングの効果は一時的なものではなく、適切なケアを続けることで長期間維持することが可能です。
歯科医の指導のもと、適切な濃度の過酸化水素を使用することで、安全かつ効果的に歯を白くすることができます。
ホワイトニングの科学的なメカニズムを理解することで、誤解を解消し、安心してホワイトニングを試みることができるでしょう。
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