香川県高松市の歯医者 高松市いがわ医院歯科

ホワイトニングによって期待される輝く白い歯は、ある特定の条件下では得られないことがあります。
特に虫歯に関しては、ホワイトニングの効果が限定されるか、全く得られない可能性があるので注意が必要です。

虫歯が原因で変色している歯

虫歯によって変色した歯は、ホワイトニング処置を施しても白くなることはありません。
虫歯の存在は、美しい白い歯を取り戻す過程において、大きな障害となり得ます。
そのため、ホワイトニングを考える前に、まずは虫歯の治療を優先する必要があります。
虫歯の大きさや進行度によって、治療法が異なります。

• C1レベルの虫歯（エナメル質に限局）

C1レベルの虫歯は、エナメル質に限定された小さな虫歯です。当院では、このレベルの虫歯に対しては経過観察を行うことが一般的です。虫歯が拡大していないかを定期的に確認しながら、ホワイトニングの施術を行うことが可能です。しかし、虫歯が進行している場合は、ホワイトニングを行う前に治療を行うことが重要です。

• C2レベルの虫歯（象牙質に達している）

C2レベルの虫歯は、象牙質に達している状態を指します。この段階では、ホワイトニングよりも治療が優先されます。なぜなら、象牙質に達した虫歯は、しみたり痛みを引き起こす可能性が高いからです。治療後には、詰め物をすることが一般的ですが、詰め物はホワイトニングでは白くならないため、ホワイトニングを希望する場合は、どのような詰め物を使用するか、主治医と相談する必要があります。

• C3レベルの虫歯（神経まで感染）

C3レベルの虫歯は、虫歯菌が歯の神経まで感染してしまっている状態を指します。このレベルの虫歯は、ズキズキとした痛みや、温かいものでしみるなどの症状を引き起こすため、ホワイトニングを行うことは困難です。神経の治療後は、通常、被せ物をすることになりますが、被せ物もホワイトニングでは白くならないため、どのような被せ物を使用するか、歯科医師との相談が必要です。



ホワイトニングを検討する際は、これらの点を考慮し、歯科医師と十分に相談することが重要です。
虫歯の治療を優先し、健康な歯を維持することが、美しい笑顔への第一歩となります。
ホワイトニングは、健康な歯にのみ効果的であり、虫歯による変色や損傷がある場合は、その治療が先行する必要があるのです。

高松市でホワイトニングのご相談は、歯科と医科が連携した歯医者、高松市いがわ医院歯科までお気軽にご連絡ください。