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2024.02.22 小児歯科ブログ
シーラントは、小児歯科における重要な予防措置の一つです。
この施術は、奥歯の溝を埋めることによって、食べ物や細菌が蓄積しやすい場所を隔絶し、虫歯の発生を防ぐことを目的としています。
生えたての永久歯は、表面がまだ不完全で溝や窪みが多く存在します。
これらの溝や窪みは、歯ブラシでの磨き残しがしやすく、細菌や食べカスがたまりやすい部分です。
特に奥歯は、その構造上、歯ブラシが届きにくく、清掃が難しい部分でもあります。
そのため、奥歯は虫歯のリスクが高い部位とされています。
シーラントは、このような奥歯の溝や窪みに特殊な樹脂などの材料を塗布することで、表面を平滑化し、細菌や食べカスの蓄積を防ぎます。これにより、虫歯の原因となる細菌の繁殖を抑制し、虫歯の発生を防止します。
シーラントの施術に痛みはほとんどありません。
まず歯をクリーニングし、乾燥させた後、シーラント材料を溝や窪みに塗布します。
その後、光線や特殊な化学反応によって材料を硬化させ、歯の表面を保護します。
小児歯科におけるシーラントは、永久歯が生え始めたばかりのお子様に効果的です。
高松市いがわ医院歯科では、小児歯科におけるシーラントを虫歯予防の重要な手段の一つとして推奨しております。