高松市いがわ医院歯科からのお知らせやブログなどがご覧いただけます。
2023.10.21 ブログ
こんにちは。いがわ医院 歯科です。
東京医科歯科大学が9月20日、お口の健康状態と死亡が関連性を示すことを発表しましたので皆様と共有したいと思います。
詳しく言うと、歯が20本以上ある人に比べ、20本未満の人は6年後の死亡リスクが10~33%高く、身体的な機能障害のリスクが6~14%高いことが明らかにななりました。
さらに、歯が20本未満の人は、外出の頻度が少なく、野菜や果物を食べる量が少ない傾向にあり、残存歯が0~9本で歯科補綴を使用していない人は、重度の身体的な機能障害を有する可能性が高いかつ知的活動が少なく、絶望感を感じる割合が高いことが明らかになりました。
65歳以上の高齢者においては、残っている歯が20本以下であることは死亡および身体機能障害リスクの上昇と関連していたことがわかったのです。
このことからお口の健康状態を良好に保ち歯科治療によりお口の中の機能を回復させることは、死亡や機能障害リスクの低減だけでなく、ウェルビーイング(心身共に満足した状態)の増進に寄与することも示唆されました。
当医院 歯科にも幅広い年代の患者様に来院して頂いております。どの世代の方達にも虫歯や歯周病等のお口の病気にならないための予防と、なってしまったのなら治療をし、生涯に渡って患者様のお口、さらにはお身体が健康状態を維持できるよう今後も努めていきます。