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2022.03.31 ブログ
岡山大学の研究チームは、フレイルになりやすい人の特徴として「舌の動きの衰え」が関連していることを明らかにしました。私たちの健康寿命を延伸するために、舌の動きのトレーニングや衰えの予防などが有効である可能性があります。
フレイル(虚弱)とは、年齢とともに身体や精神の力、社会的つながりが弱くなった状態のことを表す概念です。フレイルのまま放置すると、疾患にはかからずとも介助・介護が必要な状態になる可能性が高くなるとされています。
しかし、フレイルは適切に対応をすることで予防・改善することができるとされており、特に口腔の機能もフレイルに関係する重要な器官であることが指摘されています。
当医院ではの舌の力を測定する舌圧測定器を導入しています。これにより舌の力が正常か衰えているかが一目で分かり、舌の状態を診断することが可能になりました。また、舌の力が弱いと判断された場合は舌の力をトレーニングするペコパンダと言う器具もあります。舌の動きは訓練をすることにより維持・改善できると言われています。
皆さんも1度舌の力を検査してみては如何でしょうか?