高松市・栗林公園駅より徒歩5分の歯医者

こんにちは。いがわ医院　歯科科長の井川です。
本日は日本歯科医師会から『新たな感染症を踏まえた歯科診療の指針　第2版』と言うものが発表されたので御紹介します。

この指針は、一昨年8月に発表された『新たな感染症を踏まえた歯科診療の指針』の内容を見直したものです。以前よりも自宅療養する感染者が増えたことから、そういった方へ「口腔健康管理の重要性を示し、徹底を促すこと」を引き続き歯科界の担う大きな課題としてとらえ、改めて制定されました。
これまでに、歯周病原菌等の存在によってウイルスの感染性を高めることや、口腔細菌の誤嚥による肺炎等も増えることがさまざまな研究で報告されています。
よって、自宅療養者や待機者については、口腔内をできるだけ清潔に保つことが極めて重要であり、普段以上の歯磨きや舌磨き等を励行することを指導していく方向が重要であるとしています。
口腔内を清潔に保つことがウイルス感染をさせにくくしたり重症化を防いでくれる一助となっているということが改めてよく分かります。皆さん、元気な時から定期的な歯科検診とセルフケアをして病気になりにくく、重症化しにくい身体をつくっていきましょうね！