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2022.03.21 ブログ
当医院では訪問歯科診療にも従事しておりますので今回は訪問歯科診療について書こうと思います。
患者さんが要介護状態になると、歯科医院への受診は困難となることが多く、口腔疾患が放置されてしまいがちです。それにより悪化した要治療歯が、歯性感染症や全身におよぶ感染症につながるケースも少なくありません。
そのため、患者本人や介護者が管理しやすい口腔内環境を整備することは、これからの超高齢社会で訪問歯科診療を担う歯科医師・歯科衛生士にとって、重要な役割のひとつだと考えています。
訪問歯科診療は、患者の状態が安定した時間帯に行うことが望ましいと考えています。1回の処置に必要な診療時間は、もちろん患者の状態にも依存するのですが30分〜1時間以内が適切であると考えられており、当医院 歯科でも30分前後を目安に訪問診療を行なっています。
また、診療の頻度は、治療内容により変化するものの、安定した状態にある場合は、「1週間に1回程度」が目安だと考えています。
超高齢社会において国が進める地域包括ケアシステムを構築するなかで、訪問歯科診療がますます重要になってきています。
当医院 歯科でも医師,看護師、介護士等と患者さんの情報を共有しながら訪問歯科診療に従事しています。